プレスリリース  2008/7.04

早稲田大学オープン科目「人権と市民活動・ボランティア」公開講座
協力:日本財団 フィリピン日系人リーガルサポートセンター

 日本人としてのアイデンティティーを回復するために
〜戦争によってフィリピンに取り残された"日本人”たち〜 
法律の狭間、そして国家の狭間で苦しんでいる無国籍の“日本人”がいるのをご存知ですか? この度、戦争によってフィリピンに取り残された“日本人”が、日本国籍取得を求めて来日します。その方たちをお迎えし、彼らの思い、そして戦前戦後の生活の激変ぶりについて話を伺います。 戦後60年経った今でも全く解決されないフィリピン残留日本人の問題について、一緒に考えてみませんか?

■ 日時 2008年7月18日(金) 18:00〜19:30
■ 会場 早稲田大学 早稲田キャンパス7号館 219教室
■ 参加費 無料 (学外者歓迎)


司会進行
 小澤 直 (日本財団)
講  師  紫垣 伸也 (フィリピン日系人リーガルサポートセンター)
         白日光 (さくら共同法律事務所)

※参加をご希望される方は、電子メールにて事前にお申し込みください。メールの送付先は、早稲田大学オープン科目「人権と市民活動・ボランティア」担当 西尾雄志 (westail@aoni.waseda.jp)までお願いします。その際、件名を「人権と市民活動、7月18日公開講座参加希望」としてください。
≪フィリピン残留日本人問題とは?≫
第2次世界大戦前、道路建設や農業開拓のためにフィリピンへ移住した日本人は約3万人と言われています。その多くは現地でフィリピン人女性と結婚し、平穏な生活を営んでいました。しかし戦後、日本人は強制帰国を余儀なくされ、残ったフィリピン人妻や子供は反日感情による差別や虐待を恐れ、婚姻証明書や出生証明書などの書類を破棄するなどして身元を隠し、極貧の中、戦後を生き延びてきました。反日感情が和らいだ今、日本人のアイデンティティーを回復するために日本国籍の取得を求めるものの、戦争により身元を証明する書類がほとんど紛失してしまっている方も多く、困難を極めています。



写真展開催 『戦前におけるフィリピンへの日本人移民とその子孫』

■日 時 2008年7月14日(月)〜18日(金) 12時〜18時 (入場無料、学外者歓迎)
■場 所 早稲田大学早稲田キャンパス7号館1階会議室 (大隈銅像となり)
■地 図 http://www.waseda.jp/jp/campus/index.html (早稲田大学まで)         http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html (早稲田キャンパス内地図)

この件に関する問い合わせ先 
特定非営利活動法人 フィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC)
〒160-0004 新宿区四谷1−21 戸田ビル4階 Tel 03-3355-8861
Fax 03-3355-8862  E-mail info@pnlsc.com  HPhttp://www.pnlsc.com
 




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特定非営利活動法人 フィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC)
〒160-0004 新宿区四谷1−21 戸田ビル4階 Tel 03-3355-8861
Fax 03-3355-8862  E-mail info@pnlsc.com  HPhttp://www.pnlsc.com 



NPO法人 フィリピンリーガルサポートセンター