プレスリリース    2006/7.19
「日比友好クラシック・コンサート」を開催しました!
大歓声の中、ステージに立つ
吹浦氏、西本さん、河合弁護士(左から)
このコンサートは、「日比国交正常化50周年」を祝って、フィリピンにおける日本文化や日系人に対する理解を促進し、さらには日比関係を強化したいというPNLSC、日本フィリピン企業協議会(JPIC)、フィリピン日系人会(PNJK)の共通認識から実現したもので、フィリピン・日本友好年事業として在フィリピン日本大使館からの認証をいただき、上記2団体との協賛で準備を進めていきました。
7月19日当日、会場には日系人の方々はもとより、ダバオ市フィリピン日系人会国際学校の学生や地元の方々が集い、2000人収容の会場がほぼ埋まる盛況ぶりでした。第一部ではピアニストの西本梨江さんにより、映画音楽やクラシックが演奏されました。日本でもブームになった韓国ドラマ「冬のソナタ」のテーマソングの演奏では聴衆から歓声が沸き起こり、タガログ語の歌詞を熱唱する観客も多くいるほどでした。第二部では、PNLSC代表・河合弘之弁護士とその友人である吹浦忠正氏(東京財団常務理事、拓殖大学客員教授)両氏により、「荒城の月」「椰子の実」といった日本の曲が披露されました。日本の曲を知る日系人も、知らない若い世代も、情感溢れる日本の歌の響きに聞き入っていました。流暢な英語で司会進行役を務めてくださった高橋敬子さん(東京都外国人相談員、難民を助ける会常任理事)は、フィリピン人司会者と息のあったコンビで会場を大いに盛り上げてくださいました。コンサートの終わりには「ふるさと」を全聴衆で合唱し、会場は感動、大成功のうちに幕を閉じました。
今回のコンサートは、日系人のみならずフィリピンの人々に、日本の歌を通して「日本のこころ」を知ってもらう、意義のある催しになったと思います。PNLSCは、フィリピン日系人の身元捜しを進めるとともに、「日比関係の草の根の文化交流」も促進させるべく、このような企画を続けていきたいと思います。



NPO法人 フィリピンリーガルサポートセンター