日本国籍の回復を求めて来日中の残留2世、アイダ・シラキさんの記事が、11月18日の朝日新聞朝刊、社会・総合面に、全国共通で掲載されています。
5人きょうだいの二女だったアイダさんは、姉とともに戦中に家族とはぐれてしまいました。戦後、日本人の父とフィリピン人の母は、下の3人の子どもとともに日本へ強制送還、アイダさんと姉がフィリピンに残留しました。
今回来日中のシラキさんから連絡をもらって、PNLSCは初めてシラキさんの存在を知りました。まだ調査で網羅しきれていない2世が残されていることを痛感しています。
以下はデジタル版の記事です。(有料記事ですが・・)
87年遅れの出生届「父の戸籍に載せて」 フィリピン残留日本人2世:朝日新聞デジタル
フィリピン残留日本人2世の女性(87)が日本国籍の取得を求めて来日している。フィリピン残留2世については、外務省が調査を続けるが、この女性はその存在さえ把握されていなかった。戦後77年。2世の高齢化…