上川外務大臣が記者会見で「残留2世の一時帰国に向けた支援が必要」との認識を示しました

以下は外務省HPからの抜粋です。
フィリピン残留邦人の無国籍問題
【テレビ朝日 記者】話題変わってしまって恐縮なんですけれども、無国籍のフィリピン残留二世の問題について伺います。戦後79年がたつ現在も、フィリピンに多くの残留日本人が、無国籍で取り残されている現状について、どのように受け止めていらっしゃいますでしょうか。また、国籍の回復を求める残留日本人たちは高齢化が進んでいます。救済のため、政府としての具体的な方策があれば教えてください。よろしくお願いします。

【上川外務大臣】第二次世界大戦とその後の混乱の中におきまして、フィリピンに移住した日本人とフィリピン人の配偶者の子供たちの多くが、フィリピンにおきまして、無国籍の状況で取り残されていたところであります。
日本政府といたしましては、こうしたフィリピン残留日系人の方々の高齢化が進む中にありまして、希望する方々の一日も早い国籍回復や、また、一時帰国に向けた支援を進める必要性があると認識しております。
政府といたしましては、フィリピン残留日系人の方々への聞き取り調査を含めまして、身元確認に繋がる実態調査を実施してきております。
フィリピン残留日系人の方々の一日も早い国籍回復等に向けまして、この実態調査の拡充を含め、フィリピン政府とも意思疎通しながら、引き続き積極的な支援を進めてまいりたいと考えております。(引用終わり)

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